Node.jsを更新しようとした際、nodenvに必要なバージョンが見つからなかったことがありました。
どうやらnodenvはインストール時点でダウンロード可能なバージョンしか管理していない様子。
私の場合、nodenvをanyenvで管理しているので、anynev経由でnodenvのアップデートを行います。
$ where nodenv
/Users/user/.anyenv/envs/nodenv/bin/nodenv
anyenv-update を使う
anyenvで管理しているenv系のアップデートにはanyenv-updateプラグインがおすすめです。
GitHubのReadMEに従って下記コマンドを実行します。
$ mkdir -p $(anyenv root)/plugins
$ git clone https://github.com/znz/anyenv-update.git $(anyenv root)/plugins/anyenv-update
これでnodenvのアップデートの準備が整いました。
nodenvのupdateを行う
nodenvのupdateは下記コマンドを実行するだけ。ちょー簡単です。
$ anyenv update
nodenv -v
でアップデートされたことが確認できると思います。
$ nodenv -v
Node.jsのインストールを行う
最新のNode.jsがあるかをチェック。
$ nodenv install -l
...
20.11.0
20.11.1
20.12.0
20.12.1
...
欲しいバージョンを指定してNode.jsをインストールします。
$ nodenv install 20.11.0
インストールしただけでは最新バージョンに切り替わらないことがあります。nodenv version
で適用されているバージョンを確認してみましょう。アスタリスクが付いている方が現在の適用です。
$ nodenv versions
* 14.18.0 (set by /Users/user/.anyenv/envs/nodenv/version)
20.11.0
バージョンの切り替えは nodenv global
で行います。
$ nodenv global 20.11.0
$ nodenv versions
14.18.0
* 20.11.0 (set by /Users/user/.anyenv/envs/nodenv/version)
最後にNode.jsのバージョンを確認します。
$ node -v
v20.11.0