Macで環境構築をする際に何かと目にする「.zshrc」。
駆け出しの頃は訳も分からず呪文のように唱えていたけど、改めてきちんと理解したいと思います。
zshrcとは
そもそもzshrcは「zsh」+「rc(run command)」で、zshシェルを実行するコマンドという意味になります。
シェルとはターミナル上で動くOSと直接やりとりを行うためのソフトウェアのことです。
Macでは元々bashシェルが標準シェルでしたが、MacOS Catalinaからzshシェルが標準シェルとなりました。
.zshrcがある場所
.zshrcはホームディレクトリ直下にあります。
ターミナルでホームディレクトリへ移動するコマンドはこちら。
# ホームディレクトリに移動
cd ~
Finderで確認する場合は隠しファイルを表示する必要があります。
Finder上で「cmd(⌘) + shift + .」同時押しで隠しファイルが表示されます。
ちなみにFinderはターミナルからコマンド実行で開くこともできます。
# Finderでホームディレクトリを表示
open ~
.zshrcを確認・編集する方法
確認はcat
コマンド、編集はvi
コマンドで可能。
パスを通す際、vi
コマンドでの編集は多少慣れが必要になるので、export PATH
を使うのが一般的かと思います。
# 確認
cat ~/.zshrc
# 編集
vi ~/.zshrc
# パスを通す
export PATH=""
まとめ
.zshrcはコメントアウトも利用可能です。
最初の環境設定以降は滅多に触らないファイルだと思うので、適宜注釈を入れると忘れた頃に役立ちます。(経験談)
というわけで今回は.zshrcの基本についてのおさらいでした。